ADHDの過集中とは?

ADHDの方には、過集中という状態が見られることがあります。
(そうならないADHDの方もおられます)

過集中とは、他のことに支障をきたしてしまうくらい、何かに過剰に集中してしまうことです。
ASDにも過集中を持つ方がいます。

ADHDの場合、普段はどちらかというと集中力が無くて困っている場合が多いと思います。
しかし、何らかの理由で作業にのめり込み、やめられなくなってしまう場合があります。
文字通り
「寝食を忘れて」
となってしまったりします。

私は若い頃編み物をやってみたのですが、
そのときがまさに過集中でした。
いったん始めると5-6時間はやめられず、
食事もトイレも面倒になってしまい。
気がついたら日が暮れてきているけど
灯りを付けに立つのも面倒、という状態でした。

私にとって編み物は過集中のもとだとわかったので、
今編むのはすぐ編めるエコたわしだけにしています(笑)

過集中の対処方法としては、終わりの時間を決めてタイマーを掛ける方法が一般的です。
ハンドメイドを副業にしている私の知人は一時間タイマーを掛けてから
作業を始めるそうです。

他には、時間が来たら周囲の人に声掛けをしてもらう、などの管理方法もあります。
声を掛けられても気づかないくらい集中している場合もあるので、
気づかない場合は目の前で手を振ってもらうなど、目で見える方法をとってもらう必要があります。



私が子供の頃、親戚のおじさんが
「kiyochanは、大きくなったら職人さんになったらいいよ」
と良く言ってくれてて、
その頃は良く意味がわからなかったのですが、
今となっては、とても的をついた指摘だったんだなあと思います。

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